ガール・ミーツ・死神!?
基本情報
タイトル:死神うどんカフェ1号店 一杯目
著者:石川宏千花
出版社:講談社
巻数:全6巻+別巻
カテゴリー:小説
満足度:★★★★★/5
映像化:なし
あらすじ
高校一年生の希子は、2年前の出来事をきっかけに、心を閉ざして生きていた。
ある日、希子の前に「死神うどんカフェ1号店」という変わった名前の店が現れる。そこで出会ったのは、元死神と現役の死神、そして”ここにはいない”はずの希子の同級生だった。
登場人物
*林田希子(はやしだきこ)
主人公。誰にも心を開かず、夢も希望も持たないように生きている高校一年生の女の子。元々は世話好きな性格で、中学ではクラスの中心にいるようなタイプだった。
*三田亜吉良(みたあきら)
中学で希子の同級生だった男の子。意識不明の状態で、病院で眠り続けている。「死神うどんカフェ1号店」で希子と再会するが、その正体は…?
*星海九蘭(ほしみくらん)
「死神うどんカフェ1号店」の店長。うどん屋を開くために死神を辞めた元死神。死神時代はかなり優秀だったらしい。
*福富一淋(ふくとみいちりん)
「死神うどんカフェ1号店」の店員で現役の死神。チャラそうな見た目、性格は単純でとても明るい。
*花園深海(はなぞのふかみ)
「死神うどんカフェ1号店」の店員で現役の死神。ロックな見た目、性格は礼儀正しくて真面目。
コメント
中高生向けの小説が読みたい気分、表紙・挿絵の絵柄が好み、という理由で手に取りました。物語の軸となるテーマは「生死」です。重めの題材を扱っていますが、死神というファンタジーとうどんで良い塩梅に読みやすくできている良作。
ふぇれっとは深海くんが好き。
”「三田亜吉良のために、自分だけができること。」”
byふぇれっと