図書館司書の年間のお休みについて、少しお話ししていきます。
まず、図書館と言っても種類があります。
大学にある大学図書館、市民のみんなが使う公共図書館、小中学校にある学校図書館、
公共図書館でも、自治体に直雇用として公務員として働いている人、指定管理者の会社で働いている会社員では違ってきます。
年間休日の基礎知識
休日120日➡︎完全週休2日＋祝日、年末年始休み有り
休日110日➡︎完全週休2日のみ、祝日は出勤。それか、一部の土曜日出勤で祝日は休み。
休日105日➡︎週休2日(1カ月の間に2日休みの週が少なくとも一度あり、それ以外の週は1日以上休みがある)。労働基準法の最低ライン。
それらを踏まえて、見ていきましょう。
※自治体や会社によって全く違ってくるので、全てがこの限りではありません。
大学図書館(非常勤職員)
年間休日120日以上。
完全週休2日のシフト制。だいたい土日休み。祝日は休みではないが、ゴールデンウィークや大学が夏休みで閉まる期間(2週間ぐらい)は休み。
時給の場合が多いが、月給もある。
時給だとお休みありすぎて、月によっては給料が半分になる。
大学図書館(常勤職員)
年間休日120日以上。
完全週休2日制。土日休み。祝日は休みではないが、ゴールデンウィークや大学が夏休みの期間は休み。
公共図書館(業務委託、指定管理)
年間休日105〜110日。
完全週休2日制のシフト制。土日はほとんど休めない。大抵はその図書館の休館日とどこか1日。ゴールデンウィークない。お盆休みない。夏休み無い。夏休みとか下手すると、休館日がなくなる(全日開館)図書館もあるので、曜日感覚崩壊する。だいたい月8日間休み固定、減らないけど増えもしない。年末年始はある。ただし館によって、返却ポストの回収とかで数日出勤するところもある。
公共図書館(公務員)
年間休日120日。
完全週休二日制。公務員ですので、市役所の人や県庁の人と同じ感じ、ただし、土日は図書館が開いているので、シフト制で交代出勤。平日に休む。自治体によって変わるが市役所の一部署として考えられているところは、土日休み。
お盆休みやゴールデンウィークも交代でズラして取得。
最後に
指定管理と業務委託の公共図書館で働くのはあまりお勧めしないよ。
byしろくま
