始まりも、超過激
基本情報
タイトル:キングスマン:ファースト・エージェント
原題:The King's Man
監督:マシュー・ヴォーン
制作会社: 20世紀スタジオ
公開年:2021年
上映時間:131分
主題歌:無し
カテゴリ:アクションスパイ映画
満足度:★★★★☆/5
※閲覧注意 映画『キングスマン:ファースト・エージェント』ファイナル予告【超過激なクリスマスプレゼント】編12月24日(金)公開 - YouTube
あらすじ
表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織キングスマン。 国家に属さない秘密結社の最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった。1914年。世界大戦を密かに操る闇の教団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。
登場人物
*オーランド・オックスフォード(レイフ・ファインズ)
英国の名門貴族。戦場の殺戮に嫌気が差し、軍隊を退役後、世界の戦地に救援物資を届ける赤十字の活動を行っていた。妻のエミリーには先立たれている。
*コンラッド・オックスフォード(ハリス・ディキンソン)
オーランドの息子。幼い頃に母を亡くしており、正義感と愛国心が強く、国のために戦争へ行きたがっている。戦争に行かせてくれない父に反発している。
*羊飼い(マシュー・グード)
闇の教団の首領である、「羊飼い」を名乗る謎の男。従兄弟同士のドイツ・ロシア・イギリス各国王を反目させ、世界に破滅的な戦争を引き起こそうと企む。
コメント
あの人気映画『キングスマン』シリーズ3作目。私は大好きです。
今回は過去に遡って、最強スパイ組織キングスマン設立のお話。1作目と2作目に比べると、バカっぽさやコミカルさは抜けていて、割とシリアスで真面目な感じですよ。でも、ラスプーチンとのバトルは迫力のあるアクションと懐かしいコミカルさが出てたね。
時代は第一次世界大戦中で、途中出てくる塹壕戦はなかなかの迫力、戦争映画に負けないぐらい力入ってました。戦場での人の命は軽いね。このシリーズ、わりと簡単に人死ぬし、若干グロいシーンもあったり。
キングスマンというと、びっくりメカやハイテクノロジーなカッコイイ装備品がよく出てきますが、今回はまだキングスマンの組織ができる前なので、カッコイイ機械はなしで、諜報活動は使用人最強、スタイリッシュなスパイアクションは健在です。
登場人物ですが、途中まで、息子のコンラッドが主人公だと思って見てました。おとーさん、あなたが主人公だったんですね!!中年のおじさま、怪我した足でのアクション頑張ってます。初代ランスロットはお前じゃないんかい、と色々ありました。初代マーリンはムキムキな肉体派でした。
なぜ、キングスマンのメンバーがアーサー王と円卓の騎士になっているかなど、色々分かって、シリーズ通して好きな人はへーへー、悲しみみたいな、色々な感情が出ますよ。
シリーズ3作目だけれども、前作知らなくても全然楽しめます。いや、むしろこれを初見にして、その後で1と2を観るのが良いかもしれん。続きがありそうな感じだったので、続いてくれると嬉しーなぁー。
エンドロールの後にも映像があるので最後まで見てね。
”マナーが礼節をつくる”
byしろくま