しろくまライブラリー

きなこわらびもち(うさぎ)と元図書館司書2匹の日常。本、映画、ご飯、色々あるよ。

【司書のお仕事】一番疲れること【公共図書館】

司書のお仕事

元図書館司書の2匹が、大学・公共図書館の仕事内容や、司書の良いこと悪いことなど紹介していくよ。

今までに溜まった鬱憤という名の悪い感情を全てぶちまけていくので、感情的になるけどお気になさらず。

君は図書館の裏側を知る勇気があるかい?

公共図書館】アルバイト・パートの人の働き方

複数の公共図書館で働いてきたが、割と共通しているのが、学生アルバイト以下のやる気の無さと変化を恐れる空気である。

学生アルバイトの方がテキパキ働いてくれます。

受付窓口で利用者が来ない時間は、隣の人とおしゃべりは普通、図書館は静かな場所のはずが、おばちゃんどもの井戸端会議が始まるのである。

利用者から、カウンタースタッフのおしゃべりがうるさいとクレームが来たこともある。

おっしゃる通りでございます。

全く喋るなとは言わないが、声のボリュームぐらい抑えろよって。

通常の職場だと上司が注意しないといけないところだが、指定管理や業務委託だと、5〜10年で管理会社が変わるので、図書館運営事務(割と若め)とカウンタースタッフ(お局大量)に分かれてしまい。

おばちゃん同士は、仲良く楽しく仕事したいので、間違っていても、非効率でも注意をして改善するということがなかなか起こらない。

最悪。

 

窓口対応

見知らぬ利用者に対して、なんであなた達はそんなに馴れ馴れしく対応して、さらに適当なことを伝えるのか...........

接客対応ってなんだー

魚屋のおっちゃんみたいなのをイメージしてもらえると良いかもしれない。

もちろん、こちらもクレームとしていただいております。

申し訳ありません。

しかし、本人達は自分達がちゃんとした完璧な窓口接客対応をしていると思い込んでいるので、全く直らないのです。

最悪。

これは、特殊な人の例だが、こんな人もいた。

やたらと常勤に突っかかってくるパートさんだったが、まぁ、あれだよね、多分、若造に指摘されて指示されるのが気に食わないんだろうね。

というか、一日4時間の仕事内容で、配架と本の貸出・返却、予約本受け渡し、利用カード発行ぐらいしかやらないのに、なんで4・5年間いただけでベテラン面できるのかと、せめてフルタイムで働いてからにしろと、司書のフルタイムの実働に直すとあなたはまだ2年弱で、やれることは新人さんと変わらないですよ。

せめて、レファレンスや自分の働いている図書館の閉架(書庫)や開架の本の場所ぐらいは大体でいいから把握しておけと。

※もちろん、図書館のことを熟知しており、利用者にもしっかりと丁寧な対応をしてくださる、お手本のような方もいらっしゃいます。

※あくまで個々人により差があります。もちろん常勤スタッフの中でも同様のことはあります。

どうして.......

別に、パートやアルバイトに凄いことをしろとか求めてないねん.........

でも、学生時代に働いた飲食店やプールとかの人達は、みんなちゃんと働いていたんだよ。

公共図書館だけだよ、こんなひどいの。

なぜかって、公共図書館には大体、司書資格の保有率が決められている。

それを下回るとまずいので、司書資格を持ってる人を優先的に採用する。

普通の人は、司書資格持ってても、土日ほぼ出勤、勤務時間シフト方式の最低賃金付近の激安給料の仕事場には来ません。

元からいるまともな人たちも、どんどん辞めていきます。

面接に来るのは、他の業種や、大学図書館で通らなかった人たち。

司書資格持ってれば、誰でも採用されてしまう闇。

現場は死ぬことになります。

こんな感じで、図書館の仕事に疲れるのではなく、働いている人達が原因で疲れるの...........

byしろくま