空想と浪漫。そして、友情。
基本情報
タイトル:シン・ウルトラマン
原題:無し
原作:特撮テレビドラマ「ウルトラマン」
監督:樋口真嗣
公開年:2022年
上映時間:113分
主題歌:米津玄師「M八七」
カテゴリ:空想特撮映画
満足度:★★★★★/5
映画『シン・ウルトラマン』予告【2022年5月13日(金)公開】 - YouTube
あらすじ
「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった日本。
通常兵器が通じない禍威獣に対応するため、政府はスペシャリストを集めて「禍威獣特設対策室専従班」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。
禍特対のメンバーが日々任務にあたっていた、そんなある時、大気圏外から銀色の巨人「ウルトラマン」が突如出現。
巨人対策のため、禍特対には新たに分析官の浅見弘子が配属され、メンバーの神永とバディを組むことになる。
登場人物 ※情報が宇宙人寄り
*神永新二(斉藤工)
警察庁公安部より「禍特対(カトクタイ)」へ出向。序盤で子供を守るために現場へ出ていき、その後からは、人間味の薄い性格になる。ウルトラマンに変身する。
大気圏外より突如飛来し、現代日本に降着した銀色の巨人。通称「ウルトラマン」。両手を十字に組んで青白い怪光線を放つ。光の星の使者。
*メフィラス(山本耕史)
ウルトラマン、ザラブに続いて人類の前に現れた外星人の一人。外星人第0号特命全権大使という肩書きを自称している。
*ゼットン()
光の星が惑星を滅ぼす際に使用する、天体制圧用最終兵器。
*ゾーフィ(山寺宏一)
ウルトラマン・リビアと同じく光の星の使者。人間と融合するという禁忌を犯したリビアに代わって地球の裁定者になり、地球に来る。
シリーズ情報
シン・エヴァンゲリオン
シン・ウルトラマン
ゾフィーとゾーフィの違い
この記事がわかりやすいかも
コメント(ネタバレあり)
庵野秀明(エヴァンゲリオンの人)と、樋口真嗣(ガメラとゴジラの人)が一緒に初期のウルトラマンをリスペクトしつつ、現代版に作り直したのが今回の映画なのかな?
まず、始まりのオープニングの説明部分は、読ませる気は全くないスピードで文字送りがされて、理解させる気もない内容で設定の説明が終わる。
巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」があらわれ、その存在が日常となった日本。
通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、「禍威獣特設対策室」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立したのだ。
みたいな内容がバーーーっとパパッと語られます。
わかるかーーーーーー!!初見さんバイバイしすぎでしょ、私はそういうところ、好きだぞ。
ウルトラマンの知識を持っていれば多少は大丈夫かもしれない。
まぁ、そんな設定は気にしなくてOK。ウルトラマンがカッコ良ければよいのだ、昔ながらの特撮感でウルトラマンが動くんだ。
もうあれですよ、この映画作った人達のウルトラマン愛が凄い。ヒシヒシと感じる。
巨大化メフィラス星人とウルトラマンの戦いは胸が熱くなりましたね。互いが蹴りをして、カウンターを放ち、八つ裂き光輪を手で弾くとか胸熱ですよ。
メフィラス星人、さすがウルトラマンと同等以上の戦闘力を併せ持つ悪質宇宙人だ。バリバリ戦闘かっこいいよー
まぁ、メフィラス星人の視界にゾーフィが映ってしまって、そこであっけなく終わってしまうのですが、うーむ、もっと見たかったぞ。
そこでゾーフィ君、ちゃんとゼットンを持ってきてくれました。
※注意:これは昔のゼットンです。
きゃーゼットン様よーー!!
ウルトラマンの宿敵・宇宙恐竜ゼットン。初代ウルトラマンの最終話で、ウルトラマンを倒した最大の敵です。
今回は天体制圧用最終兵器としての登場でした。
なんかスケールがとっっても大きいです。でかいよーーウルトラマンが2回大きくなってもなお大きい。そしてメカメカしいのだ。
圧倒的なパワーと物量、体積でウルトラマンを圧倒します。バリアなぞ効かぬ。
終わりは呆気なかったけど、そこが宇宙恐竜ではなく兵器としてのゼットンなのかもしれない。
もし、次回作があるのであれば、バルタン星人をバルタン星人をぜひ出していただきたい、それだけが心残りなのだ。レッドキングも欲しいかななんて………
映画観終わった帰り道、小学生の時にウルトラマンをテレビで観ながら、ウルトラマン人形で遊んでいた気分を思い出しましたよ、ウルトラマン人形が欲しくなってしまった。
”そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン”
byしろくま