しろくまライブラリー

きなこわらびもち(うさぎ)と元図書館司書2匹の日常。本、映画、ご飯、色々あるよ。

【司書の読みもの】『ダンジョン飯』九井諒子 〜モンスターを食べたくなる本〜

司書の読みもの【漫画】

それは本のプロフェッショナルである、司書のしろくまとふぇれっとが読んだ好みにより偏りまくった本について感想と紹介である。

もちろんネタバレ全開だー!!

思ったことをダイレクトに表現しますぞ。

ドラゴンも焼けば美味い!!

あらすじ

冒険者ライオス一行は、ダンジョン探索中に食料を失い、空腹のままレッドドラゴンに戦いを挑み、壊滅状態になる。妹のファリンがドラゴンに食べられながら使った脱出魔法により地上へと逃れたが、ファリンの肉体がドラゴンに消化される前に救い出し、魔法によって蘇生させるため、あらためて3人のパーティを結成し、探索に必要不可欠な食料は現地調達でダンジョンに挑む。

ほんのかんそ〜う

ダンジョンに潜って探検するストーリーはワクワクしますね。

色んなモンスターや植物や地形など、ファンタジーの醍醐味ではないでしょうか。

私が冒険物でいつも気になっていた事、それは食糧事情。

何食べてるんだろ?

何週間もの食糧どうするんだろう?

気になるよね。

そんなかゆいところがスッキリするマンガですよ。

しかもね、出てくる料理がね、美味しそうなんだよ。

大蠍と歩き茸の水炊きや人喰い植物のタルト、グリーンドラゴンのアクアパッツアなどなど、通常のグルメ漫画より美味しそうとかどういうことなの!?

スライムや動く鎧を見て食べたくなるとか、だんだん心が汚染されていく(笑)

探索している迷宮の描写もしっかりしており、多種多様なモンスターが出てくる。

出てくるモンスターそれぞれに生態や弱点、肉質など細かく描写されていてなんかリアルなんだよなー

満足度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 5/5

本の情報

タイトル:ダンジョン飯

著者:九井諒子

出版社: KADOKAWA

巻数:全14巻(完結)

掲載誌: ハルタ

カテゴリー:ファンタジーグルメ漫画

映像化:2024年アニメ化

登場人物

*ライオス・トーデン()

パーティーのリーダーであり、金属鎧を纏ったトールマンの長身戦士。ファリンの実兄。重度の魔物マニア。

*マルシル・ドナトー()

ハーフエルフの魔法使い。常識的な性格と嗜好の持ち主でありファリンとは親友。

*チルチャック・ティムズ()

扉や宝箱の開錠、及び罠の解除を得意とするハーフフッド。かなりの酒好きで実は妻帯者。

*センシ()

恰幅の良い短躯と丸い大きな目、豊かな黒髪と髭を蓄えたドワーフ。家宝の盾を鍋と鍋蓋へと加工し、ミスリルの包丁を含む各種調理器具と調味料を常時携行、迷宮で10年以上魔物食の研究を続けて自給自足の生活をしていた。前衛と料理担当。

*ファリン・トーデン()

トールマンの魔術師。ライオスの妹。兄と同じく、魔物食べたいとか好奇心旺盛。レッドドラゴンに捕食される。

イメージらくがき

 

ダンジョン飯 それは食うか食われるか。”

byしろくま

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