いつだったかに書いた、あるある記事の続編です。
あるあるというか、ただの小噺です。図書館用語のお話もあるよ。
前回分はこちら↓
・「類」か「門」か論争
NDC(日本十進分類法)の分類について、1類・2類…と言うか、1門・2門…と言うかの論争のこと。ぶっちゃけ、図書館や運営会社ごとの風習の違いです。「1人」か「1名」か、みたいなもの。
※NDC(日本十進分類法)とは:図書館の資料を整理する際、資料の内容によって0〜9の数字を当てて分類する方法のこと。100%ではないが、大体の図書館ではNDCに倣って資料を並べているぞ。
ブッカーとは、本を保護するためのフィルムコーティングのこと。Bコート、フィルム、など呼び方は色々あります。
紫外線や水分、多少の汚れから本を守る役目があり、特に公共図書館の本には、ほとんどブッカーがかけられています。
ただしブッカーは決して安くない代物。自治体によっては、本の背部分にだけブッカーをかけて表紙などは裸んぼ、というところもあります。本を丸ごとブッカーで覆う「全ブッカー」をしている図書館は、お金持ちな自治体なのかも………?
・展示のネタが切れる
季節ものや地元ネタは鉄板ですし、利用者の反応も良いことは分かっています。ただ、展示を作る側からすると、それだけじゃ飽きるんだ・・・でもあんまりニッチなテーマにすると、ターゲットが狭くなるし・・・。
図書館でよく見る展示、実はネタ出しに結構難儀しています。新しくて面白いテーマを出せる人って神様。
byふぇれっと