仕事を辞めて、次の職場が決まるまでに少し期間がある人には、やらなくてはならないことがありました。しろくまとふぇれっと体験談。
国民健康保険への切り替え
仕事を辞めると、会社で加入していた健康保険の資格を喪失します。退職日からできるだけ早く保険証返せよと、会社から言われるはずです。
転職先が次の日から入社とかなら、新しい会社の健康保険に入れますが、2週間後とかだと、手続きをしないとその2週間は無保険になってしまうのです。ガーン
まぁ、病院とか行かないし病気もしないから大丈夫、という人はそのままで良いかも?
流石に怖いので、前の会社で加入していた健康保険にそのまま継続加入できる「任意継続」か、「国民健康保険」のどちらかを選んで、加入手続きをすることになるかと。
任意継続の場合は、保険料は会社で所属していたときの2倍ほどになります(会社所属中は、社員と会社で保険料を折半するからです)。国民健康保険は世帯収入などで変わってくるらしいので、市役所に聞いてみてから選ぶと良いかも?
必要書類
健康保険被保険者資格の喪失日等を証明する書類と、身分証が必要です。
喪失の証明書はそんなすぐ貰えない時もありますが、ないと言えば、会社に直接電話して確認してもらえるのでそれでOK。
健康保険が切れている状態で病院にかかると。。。
ちなみに、しろくまは仕事辞めて、保険が切れた3日後に食中毒で救急車にてお世話になりました。チーン
その時は全額自己負担で一時支払い、後で国民健康保険に加入してから申請して、後日払い戻してもらえることになりました。
ただし、保険証を見せるために、その病院に再度、行かなくてはならないですし、お金が払い戻されるのも、2週間後〜1ヶ月後ぐらい後になるらしいです。
軽い脱水症状と激しい嘔吐ぐらいだったので、点滴とCTと投薬ぐらいでしたが、6万円ほど飛んでいきました。
払い戻し方法は現金と振り込みの2種類選べて、現金なら2週間後以降に連絡があったら、病院に直接取りに行く。振り込みなら3週間後以降に振り込まれる。ただし、振り込みの場合は、保険証を見せた時に、振込先の通帳が必要なので注意。※病院によって違うかも。
国民年金の手続き
健康保険と同様、退職後に手続きが必要なのが、国民年金です。
ざっくりした書き方ですが、多くの場合、事業所に所属していると、国民年金保険料と厚生年金保険料が給料から天引きされます。
退職すると、厚生年金保険料の支払いはなくなりますが、国民年金保険料の支払い義務が残ります。
しかし、間を空けずに次の就業先が決まらないと、国民年金保険料を給料天引きすることができません。
そのため、退職後できるだけ早く、市役所の窓口へ行って、自分で国民年金保険料を支払う旨の届出をします。このとき、身分証明書と年金手帳を忘れないように。
支払い方法は、①口座引き落としと②コンビニ等の窓口支払いがあります。毎月支払いの他、数ヶ月分の前納もあります。どの方法が良いかは状況によって違いますが、例えば近いうちに次の会社へ就職する予定だったら、毎月の窓口支払いが後々楽と言われています。
就職のタイミングの都合で、国民年金保険料を払い過ぎてしまった場合は、後から払い戻しがあるのでご安心を。
最後に
上記の手続き後、次の就職が決まったときは、改めて健康保険(国民健康保険の停止)と年金(国民年金保険料の支払いを給料天引きにする)の手続きをします。
市役所の開庁時間内に行くのが難しい場合は、郵送での手続きができる自治体もあるので、住んでいる自治体に問い合わせてみてください。
byしろくま&ふぇれっと